原因・2
自臭症の方は心底までお悩みだそうです。自分の口臭が
気になって外へ出られないと言います。
電車、学校、病院の医師と会話する事さえも怖いと
感じるほどだと言います。
その期間実に10年以上と言う方も少なくないと言います。
原因となる口臭問題(歯周病・歯槽膿漏、虫歯など)
他臭症は原因となる問題が解決すれば後は適切なプラークコントロール(歯磨き)をすることで短期間で完全に治癒します。
口臭の分類
1.自臭症
本人は強く口臭を自覚し、周りの人のしぐさ、言動に敏感になっている
2.他臭症
本人は口臭を感じないが周りの人たちが臭いと感じる
自臭症に特有な現象
1. いつも口臭を感じている。
2. 以前に他人から口臭を指摘され、それ以降、口臭が気になりだした。
3. よく歯磨きをしている方だと思う。
4. 他人のしぐさが気になる。(他人が鼻を触ったしぐさを見て、自分の口臭が原因ではないかと思ってしまうなど。)他人の言葉が気になる。(部屋に入ってきた人が「この部屋臭くない?」と言うと、自分の口臭が原因ではないかと考えてしまうなど。)
他臭症に特有な現象
1. 自分に口臭があるとは思っていない。
2. よく歯磨きをしている方だとは思わない。
3. 歯医者に行って、歯石を取ってもらったことがない。
4. 虫歯があるのに放置している。
5. 家族から「口臭があるから歯医者に行って治してもらいなさい」と言われた。
【貴方はどちらですか。自臭症それとも他臭症?】
【自臭症の原因】
口臭の原因は、他臭症と同じで細菌です。その中でも酸素が嫌いな細菌(嫌気性菌)です。
しかし、その量は他臭症と比べると、格段に少ないです。それでも臭いを自覚します。
理由は断続的に臭いが発生するからです。
臭覚は連続した臭いに対しては麻痺してしまいますが、断続的に臭いが発生した場合にはいつも臭いがある
と感じてしまいます。
ただしその臭いの強さは強弱が起こります。
【なぜいつも匂いを気にするか?】
1. 起床時口臭
睡眠中は唾液の分泌が停止するため、口腔内の細菌が増殖します。そのため、朝起きると同時に口臭を感じます。
2. 次に強く感じるのは11時頃
食事中は唾液の分泌が活発になり、自浄作用(食事をすることで臭いの元である細菌の数が減少する)により口臭を感じにくくなるものです。但し、食べ物の種類によっては、そのにおいが口に残った感覚があります。
3. 嫌気性菌の増殖
昼食前になると口腔内の「嫌気性菌」が増え、口臭を自覚しやすくなります。
4. 緊張時口臭
社会においては人と接する必要が生じ、緊張時に口臭が発生します。
緊張すると声を発することがなくなり、貝のように口をつぐんでしまいます。
このことにより、舌の動きが停止し、同時に唾液の分泌も停止しますので、嫌気性菌の活動が活発になり、口の中が匂いで充満してきます。これが「緊張時口臭」です。
会話した瞬間には、臭い匂いの息が出ることになります。その際、他人も臭いと感じる場合もあります。
しかし、その程度は他臭症のそれとは格段に低いものです。ですが、このことを断続的に繰り返しているため、本人は連続して口臭があると勘違いをしてしまっています。
▼他臭症の原因
お口の中に、実際に問題があります。
例えば、「歯周病・歯槽膿漏」や「大きな虫歯がある」など、炎症があり、膿が出ている場合に起こります。
つまり、口臭を起こしているのは細菌です。その中でも、酸素が嫌いな細菌(嫌気性菌)です。
特に歯周病・歯槽膿漏の症状が進行した場合に強い口臭となります。
他人にとっては、強烈な口臭を感じるものですが、本人は口臭があるとは、まったく感じません。ですから、周りの人間はとても不快でたまらないのですが、本人は指摘されるまで気づきません。
▼なぜ自分の口臭を感じない
なぜ自覚できないかというと細菌によって作り出されるガスは絶え間なく発生しています。つまり口臭を引き起こす原因が連続して起こっているためです。臭覚は常に臭いが存在すると麻痺してしまい、まったく臭いを感じなくなります。にんにくを食べた時に臭いを自覚できない事で容易に理解できるはずです。